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2010/08/03

2010/8/3(月)西安PJ 6日目

報告 :三上季範(日本側代表、M1)



SUS+およびg-enesisの皆様
新領域M1の三上です。見事風邪から復活しました!!!
8/3のデイリーレポートを送ります。
乱文駄文ですが、Energy trip in Chinaの面白さが一片でも伝われば、幸いです。


吉田さんと僕は8時前に起床し、約束のバス停広場へ約束通り8時半に到着するも誰もいない。
電話をしてもつながらない。
30分しても誰も来ないため、ホテルへ戻りもろもろの用事を済ませる。
一区切り付き、外に出るとシュー君と出会えた。
彼は集合場所を間違えただけらしい。ちゃんと時間通りに来たと言っている。
一生懸命説明する彼の姿をみると、非常にリラックスできる。いい子だ。シュー君。
なにはともあれ、みなと合流し、本日最初の目的地へ向かう。


11時過ぎに故宮博物館(Fobbiden City)に到着。中にある建築物
堆秀山、太和殿、交秦殿、乾清宮、大石雕、中和殿、太和門、午門
を見学した。午門には日本語の案内板があったのに驚き
その後外へ出、昼食を食べ、天安門広場をみる。
地下鉄にて移動後、次の目的地であるHaCaoさんの住んでいるところへ向かう。






(故宮博物館)


(日本語案内板) 



(天安門広場)


まるでゲーテッドマンション。
そこで、吉田さんが日本のエネルギー政策についてプレゼンを行う。
途中でYanがHaさんにHarvardBusinessSchoolのエネルギークラブはどうなのって聞いた。
みんな自分のことばかりで企業への売り込みということしか考えておらず、Haさん自身は
メーリングリストに登録しただけだといってた。エネルギー問題などは自分でできる範囲
のことから行動する。人に啓もうもする。といったことからやるべきだと。
Haさんはどうも普通のビジネススクールの卒業生とは毛色が違うらしい。通常は卒業して
投資銀行やコンサルティング会社に入るのが主流。
しかし彼女は夫と主に北京に来て語学の勉強をしていると。
あんまりバリバリ仕事してお金を稼ぎたい!という価値観の人ではない。しかし
幸せになりたいと熱く語っていた。その方法はわからないけどそのうちわかるだろうと楽観。
とはいえ、今がすごい楽しく幸せそう。前向きなオーラが出ている。こういう人になりたい。



(ゲーティッドマンション) 


その後、中国石化のカスタマーセンターの党委員会副部長のJiang Wending氏が
自社の説明にやってきた。
中国語で説明されたため、日本語と中国語の分かるシュー君に同時通訳を頼む。
以下その内容
”中国には中国石化と中国石油、そして中国海洋石油の3社が最も大きい。
中国石化は世界ランクで第7位、中国国内では1位
中国石油は世界ランクで第10位、中国国内シェアの60%を握る。
前者は、石油分溜にすぐれ、後者は石油産出量に優れている。
万里の長城を境目に、前者は南に、後者は北が市場である。
1998年にWTOに加入するために国営石油会社を二つに分割
しかしたがいに連合。
北は石油埋蔵量および生産量が潤沢、南は逆
ゆえに協力し合っている。
石油がなくなったときのために、
地熱発電や電気自動車用の充電ステーション設置にも力を入れている。
中国は年間4億トン輸入しなくてはならないが、国内生産で稼げるのは半分のみ。
中国と日本はすでに連合して中東から石油を買い付けている。
10億トンの油田を発見
以前は5500万トン/yearを生産していた油田が、いまでは4500万トン/yearへ減少
3つの会社で石油を買っている。
とはいえ、新しい油田は早々見つからない
ゆえに、海底油田とか従来とは違うエネルギー源が必要
油田を探す技術が中国企業の強み。どの程度の深さに埋まっているかどうか?
現在1桶(中国の計量単位、バレルのことかもしれないが確認が取れず、
価格から察するに0.1バレルのことか?):8~9ドル
1980年代は1桶:10ドルくらい
昔のほうが石油は潤沢にあったのだから、今後石油価格は15ドルくらいになるかもしれない。
石油くみ上げの際、これまでは同じ石油を用いていた。最近は水をいれ圧力を増す方法もとられている。
しかし今後は化学物質を使い、組み上げる
この技術に中国は特化している。
今後はこの技術を海外に提供し、代わりに算出した石油を一部もらうことになるのだろう。
日本は未だに石油製品への加工技術では強い
石油生産および精製については中国のほうが強い
中国は原油1リットルあたり産業利用できる量を増やす努力をしている。
ロシア、北アフリカ、中東、東南アジアが中国への供給源
ライバルたりえる日本企業はコスモ石油や新日石。


(勉強会中)
話が終ったあと我々は家路についた。

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