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2010/07/31

2010/7/31(土)西安PJ 3日目

2010/7/31(土)
報告 :三上季範(日本側代表,M1)

日程:ホテル→恭王府→昼食→精華大学→夕食→今
こんちは、三上です。
汗だくだくで歩き回り、超混雑のバスに乗り、クーラーガンガンの地下鉄に乗り移動しまくりました。
朝9時過ぎの集合に間に合わず、吉田さんとパンを食いながら合流。
あるいて恭王府まで(http://www.pgm.org.cn/)
ハさんとヤンのクラスメイトのシンシアとその甥といっしょに向かう。
英語で解説を聞いて、チンプンカンプンな僕と、質問をする吉田さん。
綺麗に英語力の差が出ました。wwww


その後、昼食を食べ、精華大学に向かいます。
道中、バス、地下鉄を利用しました。
地下鉄は駅構内への入場時にX線による荷物検査がありました。(空港みたいな)
駅構内や車両自体は日本と全く遜色ないです。


精華大学では、Building energy research center を見学しました。
ここでは館内の照明や換気が画期的なもので、照明は屋上から光ファイバーで取り込んでいるようです。
このテーマ一つだけでビルが1つ建つ精華大学はすごいわ。


基本、体力の限界まで歩き、食べ、解説を聞きディスカッションをしていました。
北京の暑さは半端ないです。湿度がやばいです。皆さんも北京に来ることがあれば気をつけましょう。

2010/07/30

2010/7/30(金)西安PJ 2日目

報告 :吉田泰輔(M2)

こんにちは!
相変わらず蒸し暑い北京から、元g-Enesis代表の吉田が西安交通大学との共同研究プロジェクト2日目の報告をします。

昨日の報告の通り、北京に着いて一番驚いたことはその蒸し暑さ(常に町中に霧がかかっているような状態)でしたが、驚いていたのは僕たちだけでは無いようです。プロジェクトのカウンターパートである西安交通大学のMi Yanの家族も、「こんな暑さはこれまで長く北京に住んでいて初めてだ」と話していたようです。地球温暖化のせいか、と冗談を飛ばしてはいますが、水分と体力をじわじわ奪う高温度・高湿度はなかなか厄介です。

さて、プロジェクト2日目になりましたが、前半は集まるメンバーも少なくアットホームな雰囲気です。プログラムの内容も、北京の博物館見学や付近の公園の散策等、お互いの交流を深めるための時間が多くなっています。今日は、新しくHarvard,Business Schoolを最近卒業したベトナム人のHaさんが加わりました。彼女は結婚しており、投資銀行で働いている中国勤務の夫に付いて来る形で二週間前に北京に来たようです。夫はMIT卒のようで、高学歴のボストンカップルに少し驚きました。

今日は、日本人二人とMi Yan、Haさんの四人のメンバーで、北京の街を回りました。北京は、二年前にオリンピックが開催されたこともあってか、計画的で綺麗な都市です。また、土地が広いことを利用して、東京に比べて面積が広く高さが低い建物が多いのも特徴的です。街の計画性や景観の良さに関しては、東京よりも非常に優れているように思われました(ただ、人々に関してはその逆で、日本人のような周囲への気遣いはあまり無く雑然とした感じです・・・)。建物の内部を見ても、新しさのせいか全ての建物が綺麗で、デザイン性にも優れています。環境への配慮もされており、例えば中国人民銀行のビルは、光を窓から取り入れることで電力消費を抑制するという省エネに配慮した設計になっていました。

2010/7/29(木)東京大学-西安交通大学共同研究プロジェクト1日目始動

【概要】

本プロジェクトは、東京大学と西安交通大学が主催するエネルギーに関する共同研究プロジェクトであり、他にも北京大学、上海交通大学、Yale大学,Harvard大学の学生が参加する予定である。具体的には、7月29日から8月16日にかけて北京・西安・上海を周り、現地調査を行うとともに地元の大学の学生・教員と議論を行ないながら成果をまとめ上げる。東京大学側が掲げている研究課題は、下記の通り本キャンパスの国際化・環境に関する先進的な取り組み、及び個々人が独自に設定した研究テーマである。成果については、他大学の学生・教員との議論、及びフィードバックを参考にしながら一つの報告書にまとめ上げる予定である。


【研究内容】

東京大学が行う具体的な研究発表論題は、
1. 本研究科の「学融合」および国際化に向けての取り組みの紹介
2. 環境棟におけ る環境に配慮した先進的な建築方法の紹介
3. 日本におけるエネルギー政策
4. 中国におけるCDMプロジェクトの評価
5. 日中の大学間における学生の環境意識の啓蒙・教育活動・政策の比較
6. 石炭火力の日本の排ガス技術の導入

更に、以下の論題について、西安交通大学、Yale大学、Harvard大学の学生達と議論、発表する。
1. 党家村特有の伝統的家屋におけ る自然換気システムの定量評価
2. 原油価格と人民元の関係について
3. 日米中の環境政策および今後の展望について


【活動目的】
1. 本プロジェクトメンバーのエネルギーに関する知見の獲得
2. 日中米の各大学に対する本研究科・柏キャンパス (以下,本キャンパスとする)の取り組みの紹介等
3. 国際的な人脈形成
4. 日・中・米各国における学会発表
5.  活動内容の報告書(日・中・英・仏語)の作成・刊行、本研究科HP上での公開による本研究科院生に対する知識の還元
6. 10月に予定されている本キャンパス一般公開でのポスター発表による地域住民への環境・エネルギー問題の啓蒙
7. その他、本研究科及び、本キャンパスに対する環境・エネルギー問題に関する知識習得の機会の提供
である。