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2010/08/13

2010/8/14(月)西安PJ 17日目

皆様こんにちは。昨日(8/13)の報告を本プロジェクト参加者であるg-enesisの高田がお送りします。当日の気温は40℃と、非常に暑い中での旅になりました。此の所上海では晴天が続いているものの、著しく気温が高いために屋外での活動が非常に疲れるものになってきました。それでは活動報告いってみたいと思います。

今日は8:00にホテルのロビーで待ち合わせをして崇明島(chong ming island)にあるQianwei Ecological villageへ行ってきました。崇明島は上海で一番目、中国で三番目に大きい島で、Eco Islandと呼ばれ、省エネルギーな生活が送られている島です。サステナビリティ(持続可能性)の観点からも興味深いといえるでしょう。移動途中、島へ渡る橋の手前には海岸沿いに風力発電設備が並んでいるのが見えました。





14日には風力発電所へ訪問する予定となっているので詳しい説明は後日の報告をお楽しみにして下さい。当初、中国側リーダーのYanには一時間で着くと言われましたが、気付けば上海市街の高層ビル群はなくなり、見渡す限り緑だらけの農村地帯へとやってきました。結局到着したのは10:30と、二時間半にも及ぶ長距離移動になってしまいました。目的地であるQianwei Ecological villageはその省エネルギー性や治安の良さから国や自治体から表彰を受けています。





Qianwei Villageは1969年に築かれ発展してきました。最近40年間に”環境に優しい村”、”特徴的及びAAA級の景色”、”国家的農園”等様々な認定を受けています。この村は今では美しい景色を持つEco-villageとなっており、村内では人間と環境との結びつきを感じることができます。胡錦涛国家主席など多くの要人がこの村を訪れています。意外にも地方農村でありながら各家庭には近代的な太陽熱発電の設備が据え付けられており、電力を賄っていることが窺い知れました。






写真の家屋もそうですが、この村には綺麗な家が多く見られました。農村部にしては裕福なのかもしれません。地元の方々や観光客の団体で賑わう村内にあるレストランで昼食を取り、午後からは植物園や村の生活様式を見て廻りました。ここで、ガイドが中国語にしか対応していないトラブルに見舞われながらも、中国側メンバーの通訳に頼りながら見学は進みます。この村ではラベンダーやレモングラス等様々な種類の植物を栽培しており、ここで採れた植物は上海市街に送られて消費されるそうです。この農園には人工的に作られた植物園が併設されており、そこでは排水の浄化が行われていました。




また、これらの農園などには地下熱の利用がなされており、省エネルギーに配慮した仕組みが作られていました。その後の村の生活に関する説明では、村の歴史における機械の導入について触れられていました。機織の機械が発明されたのはこの村との事です。実際に布を織っているのを見ることも出来ました。また、用水路には農地に水を送るための脚漕ぎ、手漕ぎの機械が置いてあり、実際に体験してみることに。


他にも臼が展示されているなど、この村では昔から広く生活に機械が用いられていたようです。

以上でQianwei Ecological villageでの活動報告を終えます。ホテルに戻った後、日が暮れてからは上海の夜景を見に行きました。そこでは上海高層ビル群の鮮やかなライトアップを見たりしたのですが、これ以上は話が逸れるのでここまでにしたいと思います。この記事を書いている今現在午前3時を廻ったところですが、明日も8時出発と早いので束の間の休息を取りたいと思います。それでは次回のレポートもお楽しみに。

代投稿・編集:須山友貴(M1)

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